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宮崎も、もうすっかり実りの秋となりました。ミヤダラメンバーと他有志合わせて6名にて、10月8~9日に高千穂町のスギダラ秋元支部へ、稲刈り応援隊(グリーンツーリズム)として体験をしてきました。
(こちらスギダラ秋元支部の男性はみなさん、伝統文化である夜神楽の舞手「ほしゃどん」です) 「ここの山の 刈り干しゃすんだよ~♪ あすは田んぼで 稲刈ろかよ~♪」 宮崎県を代表する、高千穂に伝わる民謡“刈り干し切り唄”をそのまま絵にしたような実りの秋の風景が、まばゆいほどに広がるスギダラ秋元支部に、ヨシダケ先生、50sugiさん、ヒロコさん、ニシダさん、ハルスギは、朝8時半頃到着(前日は、薪能観覧の為延岡泊まり)。 さっそく2班に分かれて稲刈り作業です。写真は、民謡で唄われている「刈り干し切り」(右上↑)。すぐ隣で作業されていました。 私たちヨシダケ、ニシダさん、ハルスギの3人は、カネミツさんの田んぼのお手伝い。50sugiさん、ヒロコさん、途中合流の楠ダラさんは、あつしさんの田んぼです。ここ秋元の稲は、すべて掛け干し米(棚田に竹竿をさし渡して刈り取った稲束を掛け干しする。1週間から2週間掛け干しすることで、天然のおいしいお米の味となる)です。私たちは、人手のいる掛け干しの応援です。ヨシダケとハルスギは、数回体験しています。 天気も良く、さわやかな空気がとってもおいしくて、心地よい汗。ここ山奥の秋元地区にたどり着くまで、曲がりくねった山道で、車酔い(二日酔い?)してしまい調子が良くなかったのですが、心地よい汗をかいて、不思議とすっかり気分爽快となりました(^。^)。 そして、さすが秋元っ子は3歳の幼い頃から自らお手伝い(◎-◎)。しっかりとお手伝いになっているから、感心です(左)!!途中休憩タイム、冷たいお茶、みかん、柿などいただきました(右)。 一緒に作業していた地元のトモコさんが、「翌朝には、足腰が痛くなってきついよ~」「ネコがいるね~持ってこないと」と話していて、猫の手も借りたいくらい忙しいという意味かしら~と思っていたら、すごい勘違い(^o^)。その答えは後ほど。 休憩の後は、さらに掛け干し作業ははかどり、ヤスノブさんの稲刈りが追いつかないほどでした(^。^) お昼は、カネミツさん宅の庭でガーデンランチタイム。木陰で杉や自然の緑とおいしい空気に包まれた中でのランチタイムです(右上)!!。まさこさま&娘さん手作りのカレーライス、漬け物、煮物、煮豆などおいしくいただきました。このようなすばらしいシュチエーションの中で、労働の後の食事は進みます。いつもより多く食べスギてしまいました。 この庭に、田畑によく出没するイノシシを捕獲するための檻が、置いてありました。この周辺の田んぼには、イノシシから米などを守るために、電気が流れる柵がしかけてあります。カネミツさんは、イノシシを狩猟するための資格まで取られたとか。ここらへんのイノシシは、秋元のおいしいお米や野菜などを食べて育っているので、きっといいシシ肉となるのでしょうね。 ここ秋元地区も斜面に面した田んぼが多く、棚田です。石垣が美しい!(左) 稲刈りをしているのは、ヤスノブさん(右)。数年前のワークショップの他己紹介で、相手に「秋元は、映画にでてくるようにとても美しいところ」と言われたことに対して、「きっとそれは、猿の惑星の映画だと思われたのでしょう」と返した楽しいお方です。 とてもかわいらしくて、愛嬌のあるみんなのアイドル・タエちゃん。しっかりお手伝い(右) 午後からは、秋とはいえ陽ざしも強くなり、いい汗をかきました。最後の掛け干し作業の田んぼの前に、途中休憩の冷たいアイスキャンディとお茶が、とってもおいしかった~! 今日の作業を終えた後(全部で5面終了)に、記念写真。先に書いていた「ネコ」とは、手前に写っているネコ車のことでした(^o^)。 あつしさんの田んぼに向かう仙人カーの特等席初体験!ミヤダラの二人とピーちゃん(左)、さわやかなおいしい空気と広ーい稲刈り後の田んぼで、大はしゃぎのピーちゃん(右) 稲刈り作業の後の宴会は、あつしさん田んぼ班や、秋元地区の方々も集まって、にぎやかに宴会です。 公民館ではなかったので、残念ながら秋元支部発祥の「アヒルのダンス」はできなかったものの、次の新たなるダンスを近日あるところで初お披露目をする機会があるとのこと。いつかスギダライベントでもデビューの日が訪れることでしょう。期待しています。 このような、にぎやかな宴会の中でも、特に印象に残る場面がありました。この秋元地区の今後将来について、高齢化と過疎化の問題です。この秋元地区の田畑も高齢化や、若い人たちが都会へと出たまま、帰ってこなければ、この地区の存続はどうなるかと、地元の方々には深刻な問題です。ここ秋元地区は、古くから神楽の伝統文化があり、その継承ということもあるかと思うのですが、他の農村に比べると働き盛りの世代がいるように感じられました。しかし、現実は今も、そしてこれからの次世代が深刻なのでした。 山の杉も人手が足りず、手が付けられてなくて、先代に顔向けができないとも語られていました。私たちにとっては、今回の応援隊もレクレーションのような一時的なものでしたが、地元の方々には、日常生活の重労働なのです。 地元の人たちだけでというのは、限界があるので、今回行なったように都会の人たちと交流して、田畑作業をする取り組み、グリーンツーリズムという取り組みを試験的に進めているところです。 この話の場面で、もうすぐ二十歳になる街の専門学校へ通っている女の子がおり、話を聞いている目がとても真剣で、若くして背に担っているものを強く感じました。後で聞くと長女(3姉妹)とのことで、将来のことも堅実に考えているしっかりした子なのでした。 その夜は、応援隊6人+その家族1人+その飼い犬1匹みんなでカネミツさん宅に泊めていただきました。 翌日9日も快晴に恵まれ、この日は、他のスギダラメンバーであり、ほしゃどんのお宅2軒におじゃました後、せっかくなのでと、秋元神社へ詣り、この秋元神社の写真や杉の木と神話との関係などは、自称仙人のあつしさんが書かれた月刊杉WEB版7号・神棲む森と杉の木ー神話のくに高千穂からー(←クリック)をぜひご覧下さい。 そして、知る人ぞ知る岩山の洞窟(地元以外の人が中へ入ると、雹がふるといわれている)へ、途中台風の影響で杉が根こそぎ倒れていたりする中を、20分近くかけて登りました。岩山洞窟の登り口にて秋元支部稲刈りツアー参加のみなさん(左上)。ヒロコさんは、ス、スカートでこの急なところを登るのですからすごスギ!洞窟は入り口に大きな岩が落ちて?ふさがっており中には入れませんでしたが、登ったほどはある洞窟までの道のりでした。 そこから秋元集落へ下りて帰る途中に、遠く離れた向こう側から私たちの車に気づいて大きく手をふるトモコさんが、さよならのご挨拶を。その気持ちになんだかとってもジーンとしながら、私たちも大きく手を振り帰路に向かうのでした。秋元地区の方々には、たいへんお世話になりました。また、近いうちに訪れたいと思う、いろいろと実りを感じた秋元稲刈りツアーとなりました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 帰路の途中の延岡の鮎やなで、鮎料理を堪能。そして、日向駅にも寄り道。 日向駅舎の屋根の飫肥杉と強化ガラスのコントラスが美しい!(左)、日向十街区の杉太も、すっかり街の一員として溶け込んでいます(右) < おまけ > このツアーに参加した楠ダラ家の一員ピーちゃん(→)。 ハードなツアー(洞窟までも登り)で、時々こんなふうに休憩してました。飼い主から、体力がないと言われながらも、よく付き合ってくれましたね。 私たちを和ませてくれた、つぶらな瞳のレディなのでした。(~o~)
by sugidara-miyazaki
| 2006-10-15 01:44
| 秋元便り
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