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晩秋、今年も神楽の季節が訪れました。残念ながら、春杉は今年行けませんでしたが、11月29日から30日にかけて、スギダラのみなさんが東京からも多数、初めての夜神楽に訪れたのでした。
スギデラさんとミヤダラ写真部のいい写真と、夜神楽見物衆となったスギダラのみなさんから、すばらしい感想コメントをいただいたので、今年もアップしました。 神楽は、11月から1月までの冬の時期に、宮崎県中から県北の山間部で主に舞われる「夜神楽」が知られています。高千穂は、町内に20を超す神楽が800年以上の歴史を刻む神楽の里で、高千穂神楽は、国指定重要無形民族文化財となっています。 私たちがよく訪れているところは、高千穂町の中心街からさらに30分ほど奥深い山へ入ったところの向山地区の秋元集落。水も豊かで、まるで険しい山の中に別天地が開けているようなところです。 ◆神迎え ほしゃ殿(どん)(舞手となる奉仕者のこと)たちが、秋元神社(最近はとても有名になって、遠方からもよく訪れる方がふえている。現在新しく社殿を建て替え中で、今年は社殿がない)に、氏神様を迎えに行き、神事を行なうところから始まります。 今年も、銀杏の葉のじゅうたんが敷地一面に広がっていた境内での神迎えです。 ◆ふるまい 「ふるまい」は、年に一度降臨された神々と里人が神人一体となる直会の儀式料理。酒、煮物料理のふるまいがされます。ご婦人達が、大鍋で煮込んだ「お煮しめ」をいただきながら、夜明けを待つ光景は、おいしい味とともにおそらく何十年、何百年と変わらないのでしょう。 ◆ 三十三番神楽 ◆ 詳しい内容は、2007高千穂・秋元夜神楽をご覧ください。動画でも視聴(09.3/2迄)できます。 今年の神事には、ヨシダケ先生も参列した(右) 喜ばしいことに、12月その一人が地元のこの春廃校となった小学校体育館で結婚式を行ないます。 神楽は文化の遺伝子を継承するとともに、きっと次代への架け橋ともなっているのですね。 ◆二十番、八鉢(やつばち) アクロバット的な太鼓の上で逆立ちをするこの舞いは、限られた舞い手にしか出来ない太鼓を使った妙技で見所のある舞です。 ◆二十五番、手力男命(たぢからを)/二十七番、戸取(ととり) 三十三番の中で、有名な一番人気のある舞いの場面。 ◆三十一番、繰下(くりおろし)/三十二番、注連口(しめぐち)/三十三番、雲下(くもおろし) ◇◆ スギダラ見物衆の感想 ◆◇ 今夜の神楽は、お布団には決して入らないぞと心に決めて臨んだものの、 2時を過ぎたあたりから、うとうととまどろみ始めてしまいました。 眠りながら、耳に届く太鼓の音、唄はとても心地良く、 夢の中に優しく入り込むような人懐っこさを感じました。 去年は、シンとした厳かな雰囲気が印象深かったのですが、 今年は、懐に甘えたように神楽の時間を過ごしたような気がします。 秋元の皆さん、そして神楽を見にいらした皆さん、 素敵な時間をありがとうございました。 杉鼓 * * * * * * * * * * * 念願の秋元夜神楽、素晴らしかったです!! 永い年月、代々受け継がれて、また今も受け継いでいこうとされている方々がいる。 しかも、よく顔見知りの方々が・・・。 すごく寒かったけれど、朝が白々と明けて来る中で、半分朦朧としながら、 何と幸せなゆったりとした時間なのだろう・・・と思いました。 杉 * * * * * * * * * * * 秋元の神楽は、地域の大切な「神楽」をみんなで心底楽しむいう、すばらしい宝物だと感じました。 今回は、初めて覗かせて頂き、大変、感動しました。 秋元は、~天上の楽園~に見えます。 便利とか不便とかの基準が分からなくなりました。 秋元には色々な知恵と技が生きているのだと思います。 多分、「生きた知恵と技があること」を便利、「知恵と技が無いこと」を不便というのでは無いかと、 今、思い始めています。 秋元に伺う度に、色々、発見があります。 次は、いつ、伺う機会が出来るのか、大変、楽しみです。 ヤルダラ * * * * * * * * * * * あの夜は、何か憑かれるように写真を撮っていたように思います。 目の前の時空に、ただ観客でいる以上に関わりたかったという気分だったと思います。 とても厳粛な中にも自由な空気に満ちていました。そして、空間がじつに生き生きとしていた。 「神降」「鎮守」「杉登」の式三番が終わった後の、高千穂神社・後藤宮司により執り行われた神事の中で、宮司は、すっと背を伸ばすと、肩幅ほどに両手を広げられ、静かに、そしてゆるやかに拍手(かしわで)を打たれました。 あの音はいまでも耳に焼きついて残っています。深く、ふくよかに柔らかく、そして重みを持った神への伝言。 深夜の「太刀神添(たちかんぜ)」では、のけぞりつつ白刃を振るいながら呻く、舞手の声が室内に薄く響いていたのが印象的でした。 その後の「八鉢(やつばち)」では、太鼓の上のアクロバットから頭を打った舞手が、舞いつつ「いたいよう」とばかりに頭をさするのがとても可笑しく、爆笑して笛を吹けないお囃子方など、ついシャッターを押してしまいました。それを見て「新バージョンやね」という会話も楽しかった。 何でしょう。八百万の神々とはよくいったものだと思います。思えば日本の神々は、人間以上に人間くさく、泣いたり笑ったり、裏切ったり妬んだりしている。そんな業を承認しつつ、そのうえで厳然たる聖性を獲得した、いわば生々しいほどに生きた神事だったように思いました。 今日、東京で吉武先生にお聞きしたところでは、他の場所の神楽ではまったく違った舞いで、雰囲気も別物になるのだと。たぶんそうなのでしょう。 しかし、私にとっては秋元の夜神楽こそがまさに夜神楽でした。 スギデラ * * * * * * * * * * * 着いた早々から手厚いおもてなし、本当に感謝です。 初めての神楽はとても心に残るものでした。 まだまだ全然理解していませんが、これでやっと夜神楽の話が出来ます。 しかし、舞いもすごい!そして面もすごいですね! なにか神の力というか、本質を見た気がしました。 そして秋元あげての結束力、チームワーク見事でした。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 夜あまり呑まずに(笑)、起きてるといろんな事が出来ることもわかりました。 ★月刊杉WEB版41号記載→「高千穂秋元で見た夜神楽~今地域が生き残るために・・・」 雲杉 * * * * * * * * * * * ◆神楽宿のほしゃ殿(どん)とスギダラな夜神楽見物衆 * * * * * * * * * * * 神楽には、日本文化の基となっているという色彩感覚や音感の奥深さも知ることができると云われています。古いもの、歴史、昔話、神話などを見直すこと、そこには生きていくことの知恵がたくさんつまっています。 そこには、現実の苦悩やしがらみをほどき、真の人と人との心、自然(神)と人とを結ぶなんらかの力と時が流れている空間に感じられます。そして、何より太鼓や笛の音色を聞きながらうつらうつらとまどろみ、晴れやかな表情をみせる村人や山里の懐のなかにいる心地よさが、毎年のように秋元夜神楽へ向かわせます。 今年は行けなかったけれど、来年の秋元夜神楽を、また楽しみにしています。 ☆★写真提供:スギデラさん、杉詩ちゃん、杉宙くん
by sugidara-miyazaki
| 2008-12-15 01:08
| 秋元便り
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